2012年11月22日

被災者の心の叫び

酒田市中町にある『さかた街なかキャンパス』で開催されている、
写真エッセー展『忘れてはならない3.11~被災者の心の叫び』。

お休みの今日まだ痛みの取れない右足脹脛(ふくらはぎ)を引きずりながら、
行ってきました。

『撮影をどんどんしていただき、ブログやHPで紹介してほしい』との作者の思いがあるそうで、
私も遠慮しながら撮影させていただきました。

写真は昨春から今夏にかけて宮城・福島で撮影したパネル19枚を展示。
すべての写真にはコメントが添えられ解説されています。




ボランティアと避難所の被災者が協力して避難所祭が行われ、
校庭には『絆(きずな)』の文字が浮かび上がっています。

さぞ盛り上がったんだろうと解説を見ると、
ある被災者は『絆なんて喜んでいるのは被災者でない人ばかり、地元は絆どころか歪み(ひずみ)がどんどん大きくなっている』

被害の程度による『被害格差』、
そしてそれに伴う『支援格差』によるいがみあいが起こっている現実。

まだまだ様々な問題が山積し、増大しているのが実態なのだ。




応援メッセージ、寄せ書きによくある『希望』の文字。

実際の被災者の実態を目の当たりにすると果たして簡単に使っていいものか?
何の根拠もない『希望』なんて何の足しにもならないような気がする。

じっくり添付されている解説を見ながら写真を見ていくと、
思わずその理不尽さがどんどん湧き上がってくる。

支援は物資からすでに生活全般に変化してきている。
実際に生活するうえで必要な『仕事』、『住居』、『いきがい』などに応えるにはどうするか。
まだまだ先の見えない被災地の現状がそこにはあった。

私にできることなどほとんど無いのかもしれないが、
最低限、この現実を直視し被災者の声を聞くことはできる。




私がさかた街なかキャンパスを訪れたときは係りの方が一人いただけだったが、
もっともっと多くの人に見てもらいたい写真展でした。


写真展は11月26日午後3時まで開催。



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Posted by めだかの親分 at 18:43│Comments(2)生活
この記事へのコメント
まあ、こんな一面があるという事実は
伝えなきゃならない事だと思います。

ボランティア活動についても
一時期、参加しないことは罪であるかのような風潮もあり

まず「支援」に行ってください

と、平気でブログでみんなに訴えている人が多かったです。
(被災地の現実に心が耐えられない人の事なんか考えもしないでね・・・)

私は仙台に姉が居るので
被害の程度による『被害格差』、
そしてそれに伴う『支援格差』によるいがみあいが起こっている現実。
については、よく話を聞きます。
特に福島県に対する宮城県民への感情は最悪のような気がします。

でも
このことは、一面ではありますが
すべてでは無いと思いますし
そう思いたいです・・・・・・

だって
震災で心が傷ついているのは
被災地の人たちだけじゃないんですよ・・・・・・
Posted by わたなべ at 2012年11月23日 00:03
★ わたなべ 様

ご無沙汰しておりました。

この手の話題は皆さんなかなか記事にする方がいらっしゃいませんが、
あえて掲載しました。

もちろん画一的にこうだとは言えません。
しかし、こんな現実もあるのは確かなことです。

私の息子が仙台駅前で被災して、幸いけがもなく避難所生活をしましたが、
会社にはビルが危険で入れず自宅待機。
酒田の我が家でしばらく過ごしました。
山形に住む娘はたまたま行った東京で被災。
山形へは戻れず、数日後新潟経由で酒田に戻ってきました。
その間私と妻は心配のし通しでしたが、無事で何よりでした。

震災の影響は至る所で重く深く人々の心の中に刻み込まれました。

しかし、宮城・福島の被災者は家族を亡くしたり、住むところさえ無くなった今はそしてこれからはどうなのでしょう。
行き先の見えない不安で目の前を覆われている方がいっぱいいるような気がします。

それでも、少しずつ何とかしなければともがきながら前進を続けている方がいるのはとてもすばらしく、眩しくさえ見えるのは私ばかりではないはずです。

私にできるのはほんの少しのことしかありませんが、忘れず支援を続けることが被災者のちからになれると信じています。
Posted by めだかの親分 at 2012年11月23日 08:46
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