2013年10月31日

新井田橋の変遷



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2013年10月31日(木)

酒田十景のひとつ『新井田橋(にいだばし)』。
私の散歩道のひとつ、山居倉庫はもうすぐ側だ。
水面に鴨が遊んでいる姿が目につく。

絵は亀ヶ崎城を守るように流れる新井田川と、
本間家や鐙屋などのある町場とを結ぶ要所の橋が描かれている。
絵を良く見ると奥にもう一つ橋があるが、いずれも木製の橋だ。
奥に見えるのは中の口橋か。
確かこの時期山居橋もできていたはずだが、ここでは見えない。





現在の新井田川はもちろんコンクリート製だが、
実はその前に珍しい新井田橋があった。








明治23年5月20日ドイツ人技師による三円アーチ橋が架けられた。
その後昭和30年に現在の橋に架けかえるまで見ることができたが、
残念ながら私は見たことがない。

酒田東高校敷地脇に建つ亀ヶ崎八幡様の中にある説明書きが昔を忍ばせる。
境内に建つ社には、
明治23年以前に新井田橋に使われていた木材が今でも使われている。
一説には室町時代から新井田橋は架けられていたようだ。

しかし、町絵師がどうやってこの絵を描くことができたのだろうか?
おそらく想像が半分入っていたのだろう。
亀ヶ崎城はこんなに立派な石垣のある城ではなく、平城(ひらじろ)だと言うのが通説だ。

当時の領主最上義光のお殿様がこれを見たらどう思うだろうか?





桜並木と鳥海山の眺望がすばらしい新井田橋だが、
最近ではひとつ上流にできた酒田未来橋が取って代わった。

しかし、この橋の役割はまだまだ終わってはいない。



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Posted by めだかの親分 at 20:51│Comments(0)酒田十景
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