2015年08月29日

広き野






2015年8月29日(土)

仕事が終わってから立ち寄った日和山公園。
入口の近くにある大きな石碑は県民歌で有名な御歌。

広き野を流れゆけども最上川
海に入るまで濁らざりけり


大正14年昭和天皇がまだ東宮殿下だった頃、
酒田へ行啓され詠まれた歌である。

おおらかな表現はそのまま最上川の姿を良くあらわしていると思うが、
実は私が若い時、詩を書く仲間7名ほどで集団を作った名前でもある。

酒田では私が一人、そして鶴岡で三名、山形で二名、米沢で一名と、
県内バラバラな上に仕事が忙しく年に一度の会合も全員が集まるのは難しかった。

それでも詩集を発行し続け、かなり続いたが、
いつのまにか一人抜け二人抜けと集団自体が消えてしまうことになった。

あの詩集は本棚の片隅に今も眠ったままだが、
あのときのメンバーは今どうしているだろうか。
一人は自殺したと聞いた。
一人は宗教に走り今はどこにいるのかさえわからない。

懐かしくもあり、ほろ苦い思い出でもある。






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Posted by めだかの親分 at 19:21│Comments(0)文芸
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