2015年10月26日

北重人に親しむ




2015年10月26日(月)

日が短くなり灯火親しむ季節にもなってきた。
読書の秋には好きな作家の本を片手に、
しばし想像の世界へ入り込むことにする。

酒田市出身の作家はかなり多いが、
その中でもポスト藤沢周平と評された作家「北重人(きたしげと)」は、
私の好きな作家のひとりである。

作品数とすればもちろん藤沢周平には遠く及ばないが、
その抒情溢れる憂愁、風情は読むものの心に深く染み透る。

特に好きなのは江戸時代を背景にした推理もの。
「花晒し(はなざらし)」は主人公が元芸者の右京。
亡夫のあとを継いで広小路を仕切る元締めとなっている。
ここから事件が始まる。

そして地元酒田を舞台にした「汐のなごり」は、
直木賞にノミネートされただけあって多くの読者の気持ちをつかんだ。

残念なのはすでに過去の人になっていること。
61歳の若さで急逝している。

私もこの人の年齢に近づき、
いつか自分でも小説を書いてみたいと思っていたが、
昨年の心臓手術でだいぶその気持ちが揺らいでしまった。

が、まだまだチャンスはあると自分に言い聞かせている。






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Posted by めだかの親分 at 08:04│Comments(0)文芸
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